top of page
1234476.png

塾長の想い

気がつけば「先生」という仕事を始めてから、30年目の春を迎えることになりました。
(まあ大学生時代のアルバイトを含めているのでちょっと反則ですが。)
 私は大学生の時からずっと、いろいろな塾・家庭教師でアルバイトをしてきました。大学2年生の時には、某大手進学塾でアルバイトをしていました。
正月特訓でハチマキをしめて勉強をするような体育会系の塾です。
その塾は講師の教育がかっちりしていまして、当時年に1度、各教室のアルバイト講師・社員講師が一堂に会して研修会を行なっていたのです。
当時新人講師だった私は、同じような立場の大学生講師と一緒に、その研修会に臨みました。
ベテランと思われる社員の講師の方が前に立ち、その塾のカリキュラムについて一言こうつぶやきました。
「・・・まあ、私の娘にはこんなことさせませんがね。。。」
 名門校に受かるためのハードなカリキュラムをベテラン講師はこう評したのです。
 いろいろなことに興味をもって勉強すること、1つの目標に向かって勉強をすることは、とても素晴らしいことだと思います。
ぜひ未来の日本を担う子供達、学生諸君にはめいっぱい勉強してほしいと私も思うのです。
 でも、その言葉の前には「自ら自覚を持って。」という言葉が必ずつかなければなりません。
自分がこうしたいから、自分の将来の夢がこれだから、自分はこの学校に進学したいから・・・。
この「自分は~したい。」という内から湧き上がるエネルギーを私は大切にしたいのです。
 桜英数個別塾の理念は非常にシンプルです。それは、
自分の子供を通わせたい塾にしたい 
自分の子供が通いたい塾にしたい
 です。
 私も子の親として、自分の子供には自分の将来にいろいろな希望を抱いて、自分で夢を切り開けるような力を持ってほしいと思っています。
私はこの塾に通ってくれる子供達にも、私が自分の子に抱く思いと同じように接し、子供達の「自分で考える力」を、手助けしてあげたいのです。
手助けといっても、「こうしなさい。ああしなさい。」と全てを指南するわけではありません。
勉強ができる環境を作り、「自分で考えなさい。」と言います。
塾なのに「自分で考えなさい。」と言うのです。
それが間違った方向に向いているなという時には、答えを言わないようにそっと手を差し伸べます。
(もっとも、私の声は大きいので決してそっとではないと生徒たちは言うでしょうけれど。)
私は、この教室に通う生徒たちみんなに、自分で学ぶことの楽しさや大切さを知って、それを実践してほしいと心から願っています。
 この塾には正月特訓はありません。正月は家の手伝いをしろと言います。定期テスト前マラソン勉強会のようなイベントもありません。
でも、定期テスト前の日曜日は朝から塾は開いています。
それは生徒たちが、「先生、テスト前に自習に来てもいいですか?」「先生、受験まで教室を開けてもらってもいいですか?」と私に頼みに来たからです。
だからテスト前の日曜日はこの小さい教室の玄関前は自転車で埋め尽くされ、生徒たちは自ら意欲的に勉強するのです。
17240413_190631518094903_292117112024781
17191854_190631454761576_620434049913104
桜英数個別塾はこんな塾です。
桜の冠は「サクラサク」から来ています。大学入試の合格電報の常套句としてあまりにも有名ですね。 
塾と言うからには、志望校の合格・英検や数検などの合格を目指します。この教室でアルバイトをしている大学生も、自分の夢に向けて邁進し、日々勉強に励んでいます。
この教室に携わる生徒、講師、みんなが目標に向けて一生懸命勉強して夢を勝ち取り、晴れやかな気持ちで満開の桜を見ることができたらいいなというのが、私、塾長の強い、強い想いです。
まずは、一本の桜から。
塾長 榎並 和良
bottom of page